「おなかに違和感がある」「寝込んでしまう」など、生理には、多くの女性が何らかの痛みや不快な症状に悩まされています。適切に対処して「病気なのでは?」などと余計な心配をしないために、症状を引き起こす原因について知っておきましょう。
いわゆる生理痛(月経痛)と呼ばれるものよりも症状が重く、何らかの治療を必要とするものを「月経困難症」といいます。月経の直前あるいは開始とともに症状が現れ、月経の終了前あるいは終了とともになくなるのが一般的です。
からだに現れる症状下腹部の痛み/腰痛/頭痛/胃痛/食欲不振/吐き気、嘔吐/めまい/頭が重い感じ/冷や汗/動悸/下痢 精神面に現れる症状イライラ/憂うつ/怒りっぽくなる/神経過敏/全身の倦怠感・疲労感 |
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また、月経困難症は原因により、原発性(機能性)月経困難症と、続発性(器質性)月経困難症の二つに大きく分けられます。
原発性月経困難症
子宮とその周辺の骨盤や腹腔などに痛みの原因が認められないもの。つまり、子宮やまわりの臓器、骨盤には異常がなく、一般に生殖機能が未成熟なために起こるもの。
続発性月経困難症
骨盤腔内に、痛みの原因となる何らかの異常があるもの。具体的には、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症、骨盤内炎症などのほか、卵巣子宮内膜症や骨盤内炎症・癒着性骨盤腹膜炎などで炎症を起こした部分が子宮やそのまわりに癒着してしまう病変、子宮奇形など。
原発性月経困難症は20代以前に起こることが多く、加齢や出産によって軽快・全快する可能性もあります。痛みの主な原因であるプロスタグランジンが子宮内膜で生成されるのを抑えるタイプの鎮痛剤など、婦人科で処方される薬を飲むことで、月経困難症患者の80%に効果があるといわれています。
これに対して、続発性月経困難症は子宮筋腫や子宮内膜症などの原因をまず取り除くことが必要です。発病の多い年代は30代以上。性病が引き金になることもあります。
おかしいなと思ったら、すぐに婦人科を受診し、相談してみましょう。







