見直そう、ふだんの暮らし

毎月のことだからこそ、小さなことも気になる生理のさまざまな悩み。特に、身体的にも心理的にもストレスフルな毎日を送る現代の女性なら、ふだんの生活のなかに悩みの原因が隠れていることも。気になることがあったら、まずは足元から見直してみて。

「規則正しい」がからだにいいワケ 冷えてませんか?あなたのからだ 適度な運動で血行をよくしよう

●「規則正しい」がからだにいいワケ

生理はそもそも、脳から分泌される女性ホルモンの作用によって起こる現象。女性のからだは繊細で、生活のリズムが乱れると、この女性ホルモンの分泌にも影響してしまいます。

たとえば、「就寝が遅い」「睡眠時間が短い」「外食が多く、栄養が偏りがち」「アルコールの量やタバコの本数が増えた」など、ふだんの生活スタイルにかかわることや、「異動などで職場環境が変わった」「プライベートで、大きなショックを受けることがあった」などの急激なストレス、「ムリなダイエットをした」「ストレスによる過食で、急に体重が増えた」などのきっかけで、生理の状態は変化し、ひどいときには無月経になることも。

きちんと栄養をとり、できるだけ休息をとれる時間をつくって自分をリラックスさせてあげることで、ホルモンバランスは着実に改善されます。「規則正しく」の本当の意味は、なにも時間的なことばかりではなく、「からだとこころのリズム」を大切にしながら暮らしましょう、ということなのです。

改善チェックポイント

  • 夜ふかしをせず、からだを休めるための睡眠時間をキープする。
  • 外食ばかりでなく、ときには野菜中心のお惣菜や手作りのお弁当など、栄養バランスを考えた食生活をこころがける。
  • ダイエットはムリせず、長期計画で。
  • お酒はリラックスできる程度に。
  • できれば禁煙を。
  • ストレスを感じるときには、上手に気分転換を。

●冷えてませんか?あなたのからだ

血液の流れは「自律神経」によってコントロールされています。自律神経は昼間、起きている時間に活発に働く交感神経と、寝ているときに働く副交感神経があります。

夜ふかしなど不規則な生活が続くと、常に交感神経が働いている状態となるため、血管が収縮、血流が悪くなります。また、室内で過ごす時間が長く、運動量が少ないと筋肉が衰え、筋肉に栄養を運ぶ血液の流れが悪くなります。

自律神経の働きが鈍り、手足の先へ行く血液の量が少なくなるため、からだの他の部分より温度が低くなります。血液が行き届かない状態が慢性化すると、いわゆる「冷え性」に。「冷え」は血行をさらに悪くし、からだが元々持っている免疫力もダウンして、からだのあちこちに悪影響が表れます。日常生活でもからだを冷やすさまざまな原因が潜んでいるので、生理の時に感じる不快感は、冷えから来るものもあると考えられます。

改善チェックポイント

  • 夏、冷房のきいた室内にいるとき、また冬に暖かい場所から寒い戸外に出る場合などは1枚余計にはおったり、ひざかけを常備する。
  • ガードルやきつめの服でからだを締め付けることを避け、スカートよりもパンツスタイルにすることで、保温に配慮。
  • 職場用につま先の細くないシューズを準備するなど、血行を滞らせない工夫を。
  • ときには、適度な汗をかく程度の運動を。
  • 自宅では、ゆっくりお風呂に。半身浴(おへその上くらいまで)も効果アリ。

●適度な運動で血行をよくしよう

「運動」といっても、激しく動いてからだを疲れさせる必要はありません。

日常生活に取り入れられる運動をためしてみましょう。

自己流ストレッチのすすめ

「ストレッチ」といっても、難しく考える必要はありません。たとえば、学生のころ体育の時間にやっていた「準備運動」。あるいは夏休みにやった「ラジオ体操」。いくつかの動作なら、記憶に残っていることでしょう。それらの動きを適当に組み合わせて伸ばしたり、あるいは力を入れたり抜いたりすることで「気持ちいい!」と感じる部分から動かしてみましょう。

肩こりをほぐす

オフィスワークに携わる多くの人が悩まされているのが、「肩こり」。前項でも触れたように、これも肩の部分の血行が悪くなるのが一因です。朝晩、あるいは仕事の合間に、次のような動作を試してみてください。ムリをせず、少しずつ。日に数回繰り返すとよいでしょう。

  • 首を前後左右にゆっくりと倒す、あるいはゆっくりとまわす。手をそえてあげてもOK。
  • 体の前に伸ばした手を組み、肩甲骨のあいだを伸ばすような気持ちで前方へ押し出す。
  • 体の後ろで手を組み、肩甲骨のあいだを縮めるような気持ちで、さらに後方へ引っ張る。
  • 右手を上から、左手を下から背中にまわし、両手の指先を触れ合わせる。左右をかえて繰り返す。
  • 頭の上で、手のひらを天に向けた状態で手を組み合わせ、ぐーんと背伸び。

足のむくみを軽減

立ち続けるのと同様、座った姿勢が長くても足の血行が悪くなります。

  • デスクの下でひざ下を水平に上げ、左右の足首を交互に前後に倒します。伸ばす際は、できるだけ足の甲を伸ばすような気持ちで。逆の場合は、できるだけアキレス腱を伸ばすような気持ちで。
  • ストッキングやソックスをはいていなければ、足の指を思いっきり開いてそらしたり、逆に、握りこぶしを作るようにきゅっと縮めたりを繰り返す。

有酸素運動を取り入れる

電車通勤をしている場合、朝はちょっと余裕がなくても、帰りにひとつ手前の駅で下りてみませんか? 背筋を伸ばし、腕を前後に軽く振って、脚はもちろん全身の筋肉を意識し、ゆっくりと歩いてみて。足への衝撃を和らげるシューズを準備できれば、なおいいでしょう。

プールのあるスポーツジムなどに通っている人は、マシンでのトレーニングばかりでなく、スイミングや、水中でのウォーキングも試してみてください。

ウォーキングもスイミングも、からだに酸素を取り入れながら行う有酸素運動。筋肉ばかりでなく心肺機能などにもよい作用を及ぼします。汗をかくことで新陳代謝が、それに全身の血行もよくなります。からだが本来持っているさまざまな機能が活性化され、毎月の痛みや不快な症状の軽減につながるはずです。

1.「ルナ」ご案内
2.生理のメカニズム
3.快適Daysのために
見直そう、ふだんの暮らし
からだがよろこぶ食生活
自分でできるプチ手当て
いつもきれいでいるために
4.お役立ちリンク集
5.TV-CM情報